得点者:岩田2・前川・本間・上田2
天気:曇/雨 気温:27℃ 観衆:47人
2ヶ月ぶりのリーグ戦再開。
ビッグレイクCコートの芝生の状態が悪化したため、会場が施設環境の面で劣る栗東野洲川運動場に変更されて開催された。
天皇杯予選準決勝敗退で連戦の心配はなくなり、リフレッシュして再びリーグ戦に臨んでほしい一戦。
昨年は、天皇杯予選の疲労からか、中断開けのリーグ戦で上田・岩田が大怪我を負う悲惨なゲームとなったが、今年は各選手の調子もよく、中断前に負傷した本間・橋爪の回復も順調で残りのリーグ戦を上向きな調子で戦うことができそう。
対戦相手のS.F.Cは近年中位の成績にとどまっているものの、プレーオフ進出権も狙える順位に位置している。
組織力はリーグでも高いレベルにあり対戦相手にあった戦術をとることができる頭脳派のチーム。
初年度(05年)のリーグ戦では滋賀FCとスコアレスドローのゲームをするなど相手の長所を消す能力は高い。
滋賀FCは谷口と天皇杯予選に続いて1年ぶりの出場となる木村を守備の底に配置。
FWは岩田のみで1.5列目に思い切りのある本間を配置、中盤の層を厚くして臨む。(川越は天皇杯予選での退場のため出場停止中)
S.F.Cは3バックにダブルボランチの守備体制、長身駿足の両サイドを駆使し判断力のよいFWに繋ぐという堅守速攻タイプの戦術を立てていた。
キックオフからわずか40秒後、滋賀FCがS.F.C陣内に攻め入ったのち、S.F.C左サイドに渡ったボールをすばやく前線に押し出す。
S.F.C FW居場が飛び出したところを滋賀FC DF上田・木村が判断を誤り譲りあう形になってしまい居場が完全に抜け出す。
GKと一対一の状況になったところでGKの動きを見て冷静にシュートを決め先制。
滋賀FCはいきなりビハインドを背負うことになってしまった。
その後もS.F.Cは両サイドの岡田・内田を駆使してスピーディーな攻め上がりを繰り返す。
これだけの早さで攻め立てるということは、後半バテることが容易に想像できたが、早い時間に出来るだけ優位な状況を作り出し、あとは守り抜く戦法であると思われる。
滋賀FCは最終ラインに貼り付けになりS.F.Cの処理に負われる。 Mi-O戦でみせた木村の冷静さがこの試合ではすこし欠如しており、周囲がフォローする場面もみられる。
立ち上がり15分は完全にS.F.Cペースとなった。
数少ない滋賀FCの攻撃チャンスも1トップの岩田にボールが繋がらず、ずば抜けた技術を持つ西畑のドリブルもこの時点ではあまり冴えなかった。
変わりに素晴らしい動きを見せたのが西畑と中盤でコンビを組む西崎。高い位置で守備につくS.F.C DF陣を縫うように切り込み幾度かチャンスを作り出した。
■この日一番の活躍をみせた西崎
序盤、集中砲火をあびせかけたS.F.Cも、立ち上がりの時間にあまりにウェイトをおきすぎたため15分あたりから急激にスピードダウンする。
まだスタミナ切れになったわけではなく、S.F.Cの攻撃の起点をようやく滋賀FCが封じることが出来るようになってきたため。
上田・奥村、それに奥田がサイドの動きを止め、前川・西崎へとボールをつなぎ前線へ。
本間と岩田の連携はうまくなかったが、それぞれが前へ前へという意識のもとシュートや飛び出しを仕掛け、シュート数も次第に増えていく。
気になったのは、ゴールから遠い距離でミドルシュートを打つシーンが多かったこと。
徐々にペースを掴んできた滋賀FCだが、完全にS.F.Cを切り崩すまでには至らなかった。
滋賀FC中盤の守備でS.F.Cの最終ラインと攻撃陣は分断されてしまったが、まだまだカウンターからの攻撃が効果的なS.F.C、不容易な攻撃は滋賀FCにとって得策ではなかったと思われる。(同点に追いつくことに必至になっていたのかもしれない)
前半20分、かなり上げているS.F.Cの最終ラインをオフサイドぎりぎりで突破した岩田が右サイドかなり浅い角度からシュートを放つ。
S.F.C GKも反応したがぎりぎりのコースをとったボールはなんとかゴールに吸い込まれ同点に追いつく。
振り出しになったゲームは、滋賀FCがS.F.Cの動きを封じ、S.F.Cはその隙を狙ってすばやい攻撃をしかけるという、いつもとは全く逆の試合運びをすることになっていた。
滋賀FCにとっては攻め手の少ない中、本間・前川・西崎などが遠目から勢いあるシュートを浴びせ掛ける。
前半28分、何度か同じシュートを浴びせていた前川のミドルシュートがようやく決まり2-1。逆転に成功。
続く30分、前川と同じようなミドルシュートを本間が決め3-1。 ようやくペースを作り始める。
終了間際、S.F.C MF高橋がカウンターからゴールを奪い3-2。 シュートの打ち合いとなった前半をなんとか滋賀FCがリードして折り返す。
ハーフタイム、監督から甘い試合運びに喝を入れられ、引き締まった滋賀FCは後半開始早々の2分、コーナーキックのチャンスに攻撃参加していたDF上田がゴール前でヘディングシュートシュート。ゴールライン上あたりで本間の頭を掠めゴールに吸い込まれた。(公式記録が出ていないが、見た感じ上田のゴールのように見えた)
しかしまだ余力を残すS.F.Cはすぐさま服部のゴールで再び1点差に。
後半に入ってもシーソーゲームは落ち着く気配がない。
この後から、S.F.Cはさかんに選手交代を行い新鮮な選手を投入。滋賀FCをかき回す作戦に出た。
しかしようやく“らしい”サッカーができるようになってきた滋賀FC。
木村が落ち着きを取り戻したDFラインを3人にし、上田が積極的に攻撃参加。 前半、精彩を欠いた西畑も本来のテクニックを取り戻し、絶好調の西崎と最強の中盤を作り出す。
岩田との連携がいまいちだった本間を保田に代え、コンビネーション豊かな攻撃をしかける。(本間の怪我の回復具合をみての交代かもしれないが)
前半はできなかった相手ゴール前への攻め上がりもしばしば見られ、追加点のチャンスをつくりだす。
後半20分に西崎のドリブルから折り返したボールを岩田が頭で反応し流れから得点、29分には再び上田が一人で切り込み鋭いシュート、6-3で勝負あり。
■果敢に前線突破をはかる上田 / ■ゴール前で執念を見せる岩田
■スーパーサブ保田慧
この試合、戦術、攻めの姿勢、積極的な選手の入れ替えなど、あらゆる手段で滋賀FCを攻略にかかったS.F.Cにエールを送りたい。
滋賀FCは前半を相手に支配され、3失点に被警告3名という誉められる内容ではなかったが、結果としての「勝点3」を獲得した。
相手のペースダウンは予想できたが、前半立ち上がりの時間帯に相手を攻略できなかったのは大きな問題。
今後のことを考えてあえて欲を言えば、県リーグでは相手のウィークポイントを突くだけでなく、相手の長所を完全に打ち消す戦い方をしてもらいたい。
この試合で前川が累積3枚目となる警告をうける。
(県リーグのレギュレーションを知らないので確定ではないが)次節は出場停止となる。
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次節は県リーグ第8節
『 滋賀FC - ヴィオラSC 』
2007.9.23 15:00 ビッグレイクBコート


今の時期の練習を大切にしてほしいです。
ここで頑張り続けたら必ず1月にいい結果がでます!
応援してます。