2007年08月27日

天皇杯滋賀県代表決定戦=準決勝 FC Mi-O びわこKustatsu vs 滋賀FC

■天皇杯滋賀県代表決定戦=準決勝
 FC Mi-O びわこ Kusatsu 2-0 滋賀FC
  得点者:--
  天気:晴 気温:--℃ 観衆:600人(推定)



2006年8月27日からちょうど1年、今年もFC Mi-O びわこ Kusatsu(以下、Mi-O)との死闘を繰り広げる。
大型補強に経験値を上げ、チームとしての成熟度を大きく向上させたMi-Oに、滋賀FCがどこまで太刀打ちできるか?
昨年とはまったく違った戦いになることが予想されたこの試合、ビッグレイクは今年も多くの観客で埋め尽くされた。
観客動員数は推定で500〜600名。  選手のモチベーションをあげる雰囲気を作りだしてくださったことを感謝します。

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滋賀FCは、守備陣に故障者が相次ぎ、ベストメンバーとはいえなかったものの、選手層の厚さと各ポジションの主要選手がバランスをとったためなんとか滋賀FCらしい試合ができる状態になっていた。
対するMi-Oも今季の新加入選手を故障で欠き、スタメンは昨年のMi-O所属選手が多くなった。
Mi-Oの戦術といえば、スピード。
時間帯による緩急はあるものの、勢いをつけると止められない恐ろしさがある。

しかし今日の試合、序盤から驚くほどゆっくりとした試合運びをするMi-O。
ボールポゼッションは高いながら、攻め上がりが遅く、そして単調なためゴール前まで進めない状態が続く。
滋賀FCは久々に出場する木村がブランクを感じさせない落ち着いたプレーで最終ラインを守り、谷口が相手を厳しくマークしMi-Oのチャンスを徹底的に阻止する。
前半15分までに谷口は5回のファウルをうけるほど。 谷口の粘りから攻撃に転ずるケースもあり、間違いなく前半のキープレーヤーといえる。
また、時たま訪れるMi-Oの決定的チャンスもゴール前での制度がとても悪くボールが枠を捉えない。滋賀FCはこのMi-Oのシュートミスに何度も助けられることになる。
 両チームとも怪我人を多く抱えたなかで、この試合では無理をしたくない一面もあったはずだが、試合は徐々にヒートアップし、お互い激しいぶつかり合いに発展していく。
前半19分、Mi-OのFW幸山選手とのマッチアップで前川が倒され、幸山選手にイエローカード。
27分には川越と相手選手が激しく交錯、両選手が担架で運び出される。
ボールを支配しているもののなかなかゴールを割れないMi-Oは徐々にフラストレーションがたまり、プレーがさらに激しくなる。
38分にDF根岸選手が暴言で警告、41分にはFW富田選手が谷口を倒して警告をうけるなど、激しい試合となった。

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0-0で後半に入る。
6分にMi-O幸山選手がゴール前に突進し滋賀FC GK杉本と接触、幸山選手は2枚目の警告をうけ退場。
一人少ない相手に滋賀FCは攻撃に転じる。 15分には岩田がGKと一対一になるチャンス、しかしシュートがミートせずゴールならず。
危機感をもったMi-Oは内林広高選手を投入。スピードはMi-OでもNo.1で個人技でも飛びぬけた存在がいよいよピッチに登場。この選手には警戒が必要。
その後も、岩田を中心に幾度かチャンスを作りだす。 前半はあまり目立たなかった西畑も果敢にMi-O陣営に切り込む場面が多くなり試合は一気に一進一退な展開となる。
 しかし後半も激しいプレーは続く。
20分にMi-O MF若林選手が警告、25分にはゴール前に飛び出した川越がMi-Oキーパーに突っ込み警告、2枚目のイエローカードで退場となった。 後半開始早々のMi-Oの幸山選手と同じような展開で警告をうけ退場。
お互いFWを1人失った状態で試合は続く。
28分、Mi-Oに与えたFKは滋賀FCゴールマウス隅に飛ぶ、GK杉本が素早い反応と高いジャンプで阻止し、ピンチを防ぐ。
まさに一進一退の攻防はスコアレスドローで90分を終了。
 因縁の対決は延長戦に突入する。

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延長戦、ここまで選手を代えなかった滋賀FCがようやく動く。
DF木村に代えて新加入のDF松田が、ボランチ奥田に代えてより攻撃的な梅辻を投入するなど、前のめりな布陣をとる。
延長前半5分、中盤でボールを受けたMi-O内林がそのままかけ上がり、距離のあるところから豪快に振りぬく。
ボールは勢いを増し鋭く滋賀FCゴールに突き刺さる。 杉本も好反応をみせるものの、シュートの勢いはすさまじく、防ぐことができなかった。
内林はその後足をつり交代。 すべてが内林の一人相撲で試合が動いたようだった。
延長前半終了間際にMi-O FW末吉選手が非紳士的行為で一発退場。
試合は依然荒れた状態で延長後半を迎える。

延長後半、DF奥村に代えてFW古川を投入。
攻撃的にシフトした布陣の滋賀FCに、ゴール前での粘りがある古川が加わりゴールの可能性はさらに高まる。
しかし2人少なくなり、1点をリードしているMi-Oには冒険する必要がなく、完全に引いた形で滋賀FCの攻撃を止める。
Mi-Oは延長5分、若林に代えて荒井太輔を投入。
荒井選手はドリブル能力に長けたテクニックの持ち主で、個人的にMi-Oで最も恐ろしい(客観的には非常に魅力的な)中盤の選手。
すべての選手が疲労しているこの時間帯に荒井にボールが回ってしまうと一気にMi-Oペースになるのは目に見えている。
荒井選手に注意しながらも滋賀FCはなおも攻撃的に試合を展開する。
 ゴールを奪えないまま時間が過ぎ、延長後半ロスタイム(ロスタイムは4分)。
滋賀FCコーナーキックのチャンスにGK杉本までが前線に上がり意地のゴールを狙うも、前川のCKは高さのあるMi-Oディフェンスに跳ね返される。
その跳ね返されたボールが荒井に繋がる。 あとは無人のゴールに流し込むだけ。
いたしかたないゴールで滋賀FCは試合を落とした。

 天皇杯滋賀県予選 決勝進出クラブは 「 FC Mi-O びわこ Kusatsu


大敗すら予想された試合で90分をドローに持ち込めた滋賀FCとしては、今日のMi-O相手なら勝機はあったという悔いがのこる。
サポーターとしては、100%ではないものの滋賀FCらしいゲームができたことを誉めるべきか、あと一歩が決められなかったことを責めるべきか、なんともしっくりこない感情である。
ただ、関西2部(3位)のルネス学園に勝利し、関西1部(準優勝)のFC Mi-Oにあと一歩という試合を演じたことは、選手・チームの自信になったことは間違いないだろう。
 2週間後、県リーグ後期日程がはじまる。
滋賀FCの最大の目標、関西リーグ昇格のために、今日の試合の課題と反省点を活かしてほしい。


天皇杯滋賀県予選、決勝は次週9月2日(日) 13:10キックオフ
 『 琵琶湖成蹊スポーツ大学 vs FC Mi-O びわこ Kusatsu
  会場は佐川急便守山競技場(入場無料)

NHKで生中継がありますが、ぜひとも競技場におこしください。
滋賀県の頂点を決める熱戦をスタジアムで感じてください。





※後記※
試合後、Mi-O関係者さん数名と会話させてもらいましたが、『滋賀FCとの試合はなぜか因縁じみたものを感じる』という言葉を頂きました。
滋賀FCからすれば各上のMi-Oさんに、滋賀FCを意識していただけている事をうれしく思いました。
またこれからもライバル関係として対戦できる機会があることを心から望みます。
お互い、意識しすぎるあまり、激しい試合になることは望まないのですが・・・
 (延長後半、Mi-Oキーパーと古川の交錯シーン、あれは間違いなくファウルです。 すいません。。。)
posted by Many at 02:04| 滋賀 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | Private | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まだ滋賀FCの試合を見たことがありません。
Mi-Oと互角のゲームとは。
早く関西リーグに上がってきてください。
激しいプレーが多かったようですが
厳しいプレーと荒れたプレーは違うように思うが。
Posted by K at 2007年08月27日 10:10
昨日はお疲れ様でした。

また応援よろしくお願いします。

昨日の試合ですが、私の感想としてはよく粘ったとは思います。
しかし、勝てる気はしませんでした。
守る事はできても攻める事はできてなかったので。相手の方が1人少ないのにボールを持たれ、攻められている様ではまずいですよね。

戦術の絡みから見ても仕方ない事なのかもしれませんが、攻撃になった時の人数の少なさを見てると点を取れる気はしなかったです。
この辺りはまた練習によって改善していかなければならないのではないかと。

ただ、90分0に押さえれた事は非常に良かったとも思います。
どんな試合でもあのくらい身体をはったプレーをしてほしいですね。昨日をベースにしてもらいたいです。


個人的には6と17が昨年に比べたらコーチングをしていたのが嬉しかったです。

まだまだ言うタイミングも遅かったり、持続していないなどはありますが、これからも続けて欲しいです。


今後もいい結果を期待しています。

サポーターの皆様も暖かいご声援の程、よろしくお願い致します。
Posted by 29 at 2007年08月27日 23:04
チームとしての完成度・意思統一・戦術理解は明らかに滋賀FCの方が上だったと思います。
格上のチームに対しての戦い方、相手の長所を消し特徴を出させない戦い方は、充分にできたんじゃないかと思いました。
お互いにベストメンバーには程遠い布陣だったようですが、明らかに戦力的に劣勢である滋賀FCの選手達が、高い集中力を維持し、ひたむきにボールを追い、体を張り、自分たちのすべき事を一生懸命に行おうとしていた姿勢に感動しました。

滋賀FCの プライド を見た気がしました。

今後の県リーグ、府県リーグへの期待・希望を持つ事が、また手ごたえを感じられた一戦だったと思います。

熱く戦う滋賀FCを、精一杯応援していきたいと思います。
Posted by びわこ at 2007年08月28日 18:39
>Kさん
Mi-Oと互角のゲーム・・・と言っていいのか。
少なくともこの試合でのMi-Oは今季最低といっていいほどの内容でしたので、
そのMi-O相手の互角ですから、やはりまだまだ力の差はあります。
ただ、メンタル面では確実に強くなっています。
なんとか関西リーグで通用するクラブになってもらいたいものです。

>29さん
たしかにあの試合をもってしても、勝てたと言い切れるものではありませんでした。
ただ、少ないながらも勝機を作れた点はサポーターとしては誇れる部分かなと思います。
「6」の成長はもちろんのこと、久々にみた「17」の冷静さには拍手を送ります。
(「17」のストッキングがやけに短かったのが気になりますが(^^; )

>びわこさん
戦術や戦う姿勢は間違いなく滋賀FCが上でした。
序盤Mi-Oを好きになせなかったというのが90分0封という結果に繋がったともいえますし。
この試合を「よくやった」と終わらせてしまっては、今後に何も繋がらないのでここは厳しく、リーグ戦にむかってほしいです。
(昨年も天皇杯後のリーグ戦で調子が下降していきましたし)
Posted by Many at 2007年08月29日 21:31
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