2010年04月12日

KSL第1節 『TOJITSU滋賀FC - 関学クラブ』

■2010関西リーグ(Div.2) 第1節
 『TOJITSU滋賀FC 1-2 関学クラブ 』
   2010.4.11(Sun) 11:45K.O. 堺ナショナルトレセン


TOJITSU滋賀FCとして初めて迎える公式戦。
西日本最大のサッカートレセン「堺NTC」にて今シーズン昇格を果たした関学クラブとの対戦。
申し分ないシチュエーションで迎える処女航海となります。

堺ナショナルトレーニングセンターのメインフィールドは環境がとてもよく、観戦しやすい会場となったため、多くのお客さんが詰めかけてくれました。





かつての滋賀FCの大黒柱「上田晋也」さんも観戦にきてくれました。

チームとしてのコミュニケーション、組織力は新造チームとは思えないほどまとまっているTJ滋賀FC。
練習から連携のよさやコミュニケーション重視な姿勢が見てとれます。
記念すべき開幕戦ではあるものの、岩田・石倉の2トップFWがそろって足の故障でスタメンからはずれ、西アが変わって攻撃のポジションに就きます。

TOJITSU滋賀FCスターティングメンバー
 GK 1.内野
 DF 4.中島、5.小池、7.清津野
 MF 8.田口、15.奥田、9.藤原、10.宇野、13.野元、20.藤本
 FW 14.西ア


リード能力の高いGK内野を支柱として、中島がSB、CBに小池が就き清津野がサイド突破を狙うという守備陣。
TOJITSUの最大の売りである中盤には力強い選手が顔をそろえる。
滋賀に復帰した藤原、ボランチの安定感を増した奥田といったかつての滋賀FCの主力に加え、幅広いエリアをカバーできる田口、W司令塔として存在感を示す宇野・野元、そして攻撃的MFの藤本と、攻撃パターンは多種多様に組み替えられるのが自慢。
西アはなれない1トップのポジションを任されたが、これまでも滋賀FCで多くのゴールを挙げているだけに苦手なポジションとは言えない。

対する関学クラブは
MF佐伯を中心に攻撃的な面々で臨みます。


キックオフからしばらくの間、こう着状態ではあるものの滋賀FCがボールをもつ割合が高い時間帯となります。
しかし関学クラブが劣勢というわけではなくこちらの様子をうかがって滋賀にボールを持たせているといった感じのゲーム展開です。
関学クラブは相手に合わせて試合を始め、徐々に自分たちのサッカーに飲み込んでいくというサッカースタイルが得意なため予想できた展開でした。
両チームとも中盤に魅力がある人員配置なため中盤の狭い位置でのボールの奪い合いが続く地味な試合になりました。
比較的滋賀に分があるサッカーではあったものの、カウンターを狙っていた関学クラブの思う壺のサッカーをしていたのはTJ滋賀FCでした。
21分、狭い中盤にプレーヤーが固まり守備のラインもコンパクトになったところを突かれカウンターから関学佐伯にゴールを許すことになります。
その後はこう着状態が続き、このまま前半終了かと思われた40分。
サイドから野元・宇野が小刻みなボール回しで攻め上がり、少し深い位置に上がっていた清津野が思い切ったシュートを放つ。
これが関学ゴールネットを突きさし、TOJITSU滋賀FC チーム第1号の記念すべきゴールを清津野があげました。
第1号にふさわしい綺麗なゴールでした。


■滋賀に復帰した藤原昭


■慣れないFWの役割をしっかり果たした西ア


後半は序盤から滋賀FCが積極的に攻めの姿勢を見せます。
粘りのあるドリブルが魅力の西ア。その西アに加え、野元のドリブル能力も高く、2人で相手の守備をかき回します。
またパスセンスの高い宇野に、素早いサイド突破の清津野とシュートセンスのよい藤本のコンビネーションもよく関学クラブを圧倒します。
しかしFW不在のこの試合に合って、シュートで終わるというシーンはあまり多くありません。

そんな中、後半9分に関学の10番.三原選手が2枚目の警告で退場。
人数が少なくなったうえに修正も難しい状況の関学クラブ。
滋賀はさらに攻撃の手を強めます。
14分にはアキラ(藤原)のキラーパスからノブオ(藤本)のシュートなど目の覚めるような場面も生まれますがゴールを割ることはできず。
圧倒的に攻め立てているこの時間帯にゴールが欲しかったものの、追加点は奪えません。
 そんな中後半27分に、カウンターから関学が滋賀陣内に攻め上がります。
小池のセーブでコーナーキックに逃げそのCKもなんとかタッチラインに逃れたものの、スローインからサイドクロスを上げられ守備の薄いエリアに詰めていた関学佐伯が冷静にシュートを決める。
これで劣勢だった関学がリードという状況になります。
 滋賀は守備の安定を図るために小池から上田大輔に交代。
最終ラインに守備要因3枚をしっかり据えた上で、残るメンバーで総攻撃体制に入ります。
関学クラブも全員守備で守りきる形を取り、攻める滋賀:守る関学という構図がしっかりと出来上がります。
終始関学陣内でボールが動き、何度か惜しいシュートもあったものの依然スコアは変わらず。
38分にDF中島から攻めの意識の強いDF前田に交代、さらに攻撃を続けます。
時間は後半アディショナルタイムに突入。FKからCKと滋賀のチャンスが続くこの場面でGK内野が攻撃参加。
全員でゴールを奪いにいく姿勢を見せますがあえなくタイムアップ。

シュート数が少なかったという“仕方のない”反省点を除き、十分評価に値するゲームでした。
少なくとも勝点1は取れたゲームを落としたこと、リーグで要注意チームとして認識されている関学クラブに勝点3を与えてしまったことが今後、どう影響してくるかが心配ではあるものの、
クラブ初の公式戦という条件を当てはめれば申し分のない内容でした。
何よりも90分をとおして選手の連携、コミュニケーション、そして広い視野をもってピッチ全体を使うサッカーに、状況に応じた臨機応変な試合の動かし方…
どれもが昨年の滋賀FCにはなかったダイナミックさと安定感を見る者に示してくれました。

TOJITSU滋賀FCを贔屓に試合をみてくれた方は最低限は満足していただけたと思います。
サポーターも皆満足のいく内容という結論に至りました。


■ゴールを狙う姿勢はFW顔負けの藤本


■後半40分にはあわやゴールというところまで追いつめた


■終盤は全員攻撃で勝ちをとりにいく


■アディショナルタイムにはGK内野も攻撃参加



昨シーズンはふがいないゲームが続いたものの、最後まであきらめずに戦った滋賀FC。
そして関西リーグに向け一時も気の抜けない試合を重ねてきたTOJITSU SHIGA。
お互いの強みがひとつになり、山本新監督のもと素晴らしい統一性をもたせてリーグに挑むTOJITSU滋賀FCの姿は滋賀贔屓でない人間でも感動を覚えるほどのサッカーをしてくれます。

今シーズン、期待していいでしょう。
いや、あえて厳しい姿勢で重い期待を選手に、チームに、ぶつけたいと重います。
彼らは必ず期待にこたえるサッカーをしてくれるはずです。

滋賀県内での試合はまだ先になりますが、お時間が許せば次の試合に、ぜひとも応援に参じてください。




■関西リーグ(Div.2) 第2節
 『TOJITSU滋賀FC vs 三菱重工神戸FC』
   2010.4.18 11:45K.O. 神戸ユニバー記念競技場


神戸ユニバー競技場は、かつてのヴィッセル神戸のホームスタジアムです(約3万人収容)。
素晴らしいスタジアムで、最高のゲームを期待しましょう。
(神戸ユニバー競技場へは、JR三ノ宮から神戸市営地下鉄 西神中央方面、総合運動公園下車すぐです。)
(お車の場合は阪神高速生田川ランプから山麓バイパスへ、駐車場は¥500です)
posted by Many at 22:54| 滋賀 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 滋賀FC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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