2008年12月09日

KSLカップ2008 3位決定戦

■関西リーグカップ2008 3位決定戦
 『神戸FC1970 1-3 滋賀FC』
  2008.12.7(Sun) 11:45K.O. 神戸ユニバー記念陸上競技場


関西リーグの今年最後の試合、KSLカップ3位決定戦&決勝戦。
昨年は万博多目的グランドという普段と変わらない会場で行われた大会も、今年は神戸ユニバー競技場での開催となる。
関西サッカー協会も多少は大会の権威を高めようと努力している感がうかがえる。
競技場は電光掲示板も使用し、(バンディオンセの協力のもと)スタジアムDJも配置されている。
決勝ではないものの、そんな大会ファイナルの場の片隅に滋賀FCが居ることをとてもうれしく思う。

昨日の準決勝に続き、この日も今季最低気温を更新するとても寒い中、スタジアムには100人ほどが入場。
4万人収容の会場に100人未満ではあまりにも寂しいが、これが現実。
ひかせず、これから関西リーグへの注目度を高める努力を我々サポーターもする必要があるんだと感じさせられる。

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■滋賀FC史上、最も大きなスタジアムで行う一戦
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■神戸ユニバーを滋賀FCのホームスタジアムとすべく青く染める


3位決定戦は「滋賀FC vs 神戸FC1970」。
神戸FCとはKSLカップ予選リーグで対戦し厳しい試合を終了間際の奇跡の2得点で2-1と勝利している。
しかしあの時は滋賀FCの調子も悪かったがそれ以上に、神戸FCもベストメンバーを組めずDFをキーパーに起用する苦肉の策で対処していた。
その相手に辛勝だったことを思えば、3位のポストに立つのも容易ではないと思われる。

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この日のスタメンはディフェンスラインの門岩に代わって木村丈介が入る。
公式戦ではあまり見られない駒の配置で守備のバランスを保つための注意も必要となる。
その他は昨日と変わらぬ布陣。
 立ち上がりは両チームとも様子をうかがうようなプレーを見せる。
両チームとも昨日に続いての2連戦ということで多少の疲れがあるよう。
特に滋賀FCは昨日の試合で驚異の運動量を見せつける好ゲームの後、滋賀に帰りまた神戸に遠征するという過酷なスケジュールを敢行しているため疲労は明らか。
そんな中、昨日に続いて前川・奥田が攻撃の起点としての役目を果たす。
相手も疲労が隠せないという同条件の中で抜きんでた運動量をみせた滋賀FCのダブルボランチは関西リーグ1部でも通用するということを示している。
前半17分、DF谷口がヘディングシュートを決め先制。
その後も滋賀FCペースで試合が続き、前半を1-0で折り返す。

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■セットプレーでの得点率は抜群、2部リーグMVPの谷口は存在感抜群

後半も安心して見られる試合が続く。
ただどうしても疲れが見え隠れし、今年最高の試合ともいえる昨日のゲームからすればキレがない。これは神戸FCにも言えるが、致し方ない。
後半13分、中盤で神戸FCに奪われたボールがコンパクトな攻撃で攻め込まれ失点。
1-1の振り出しに戻った。
しかし、そのあとの滋賀FCはポゼッションを維持しつつ、さらに冷静なプレーを続ける。
終始試合を支配しつつ、時たまやってくる圧倒的な攻撃チャンスでは何本のシュートを立て続けに放ち、ゴールまであと一歩というシチュエーションを作り出す。

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■怒涛の攻めを何度も繰り返す

後半19分、西アが左サイドでボールを持って攻め上がり連携して前線に飛び出した岩田・梅辻へセンタリング。
ボールはFWに合わせるには厳しいコースを描いたが、そのセンタリングを梅辻がボールに背を向けた状態ながらヒールキックで合わせて美しいゴールを決める。
この時点で勝負の行方は滋賀FCに大きく傾いた。

その後も滋賀FCペースは変わらず、あとは終了のホイッスルを待つだけ。
終了間際に獲得したフリーキックのチャンスでは、GK松岡が今期二度目となるキッカーをつとめた。
さらにロスタイムに最後のチャンスを賭けて滋賀FCエリアに攻める神戸FCのボールをインターセプト。
岩田が一人で攻め上がり、DF・GKをかわして勝負ありの3点目!
関西リーグ2部得点王が2008年有終の美を飾るゴールを決めた直後にホイッスルが吹かれ、素晴らし形でゲームが終了した。

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■GK松岡のフリーキックは惜しくもバーの上に飛んだ

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■得点王、威風堂々のゴール!



2008年の滋賀FCはそれまでの3年間に味わった苦悩を一気に解き放つかのような快進撃をサポーターに見せてくれた。
1月12日の関西リーグ昇格決定から関西リーグ2部に滋賀FC旋風を巻き起こし、半年後にはリーグ優勝を成し遂げる。
秋には初の全国社会人サッカー選手権出場を果たし、全国に滋賀FCの名を知らしめることができた。
そして、1部に挑戦するための準備ともいえるKSLカップで3位という結果を収めた。

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滋賀FCは2009年シーズンに向けてさらに成長を遂げます。
チーム構成も多少なり変わる可能性があります。
県リーグから地域リーグを魅了し滋賀FCの偉大な歴史を作ってくれた2008年滋賀FC戦士に感謝の念を送ります。
また、滋賀FCを支えてくれたスタッフの方々、そして応援してくださったサポーター・県民の皆様にも感謝します。
さらに厳しい舞台に挑む滋賀FCを今後も辛抱強く支えていきましょう。

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posted by Many at 23:53| 滋賀 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 滋賀FC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月08日

KSLカップ2008 準決勝

■関西リーグカップ2008 準決勝
 『京都BAMB1993 2-1 滋賀FC』
  2008.12.6(Sat) 14:15K.O. 大阪鶴見緑地球技場


関西リーグ昇格
2部リーグ制覇
全国大会出場

新たに法人化し、本格的なスタートを切った2008年の滋賀FC。
その総決算ともいうべき、関西リーグカップ(KSLカップ)もいよいよ4強対決。
来期への試金石ともなる大事な大会を納得できる形で締めくくるのが滋賀FCの使命。
そんな意味のある試合が、2008シーズンのラストゲームとなる。

ベスト4まで勝ち上がったのは「バンディオンセ加古川」「神戸FC1970」「京都BAMB1993」「滋賀FC」。
準決勝は「バンディオンセ加古川-神戸FC」「京都BAMB-滋賀FC」というカードで勝者は決勝へ、敗者は3位決定戦へと駒を進める。
滋賀FCが狙うのはもちろん決勝、そして頂点の座だが、簡単に手にすることはできるはずがない。
緊張感漂う中でキックオフを迎える。


準決勝の会場、鶴見緑地球技場はすっかり冬の様相を呈していた。
前回ここで試合をしたのは7月下旬の報国エンジニアリング戦(全社予選)。
球技場前の並木は蒼々と風になびいていたが、今や紅葉が散ろうとしている。
この間、滋賀FCは確実に成長したに違いない。 その成果を見せるとき。。。
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滋賀FCはリーグMVP谷口を中心に、キャプテン上田、門岩・奥村と安定した4バック。
前川・奥田のボランチと西崎の連携は今日も期待できる。
攻撃は最前線の岩田とそれをサポートする梅辻。
今年の滋賀FCを象徴するメンバーでスタートする。

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対する京都は序盤攻撃に重きを置いた前がかりな布陣で臨んできた。
滋賀FCも決して悪くはなかったが、両チームともボール支配率が定まらないうちに試合が動く。
前半3分、滋賀FCのポゼッションから奪ったボールを京都が一気に裏を突く作戦に出てコーナーキックのチャンス。
このCKをファーサイドでフリーになっていた選手が
豪快に振りぬきボールは滋賀FCゴールネットを鋭く突きさした。
序盤の失点ということで不安視することなく、逆にこれで落ち着きを取り戻した滋賀FCが圧倒的な支配で試合を進める。
前川・奥田はやはり厳しいマークに遇うが、西アや保田の動きもよいためすべてを京都が封じることは出来ずあらゆる角度から滋賀FCは京都陣内をえぐる。
しかしフィニッシュのタイミングが消極的であったことと、西アの勢いあるドリブル突破からのシュートが何度もバーに当たる不運もありゴールを奪うことはできない。
そうこうしているうちに、また数少ないチャンスを狙っていたかのように京都が裏を突きセンタリングからゴール前でヘディングをあわされGK松岡も反応しきれずまさかの2失点目を献上してしまう。

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■前川のFKもバーを越えてしまう

0-2とスコアでは完全に突き放された感がある滋賀FCだが、ここからさらに怒涛の攻撃を見せる。
後半に入ると、驚異のスタミナでピッチを縦横無尽に駆け抜ける。
緩急のつけ方、選手間の間合いの取り方、飛び出し〜パスの意思疎通など完璧といっていいほどの試合を披露するが、しかしゴールだけが奪えないもどかしい展開に陥る。
前半に引き続きバーばかりにボールが当たってしまう、あと一歩というシーンが幾度と繰り返される。
事態を打開するためにスーパーサブとして信頼感抜群の北口を後半10分に投入。
するとすぐに流れが滋賀FCへと傾く。
その直後の後半13分。
中盤でボールを奪った西アが左サイドを素早く駆けあがると、奥田・岩田が連携して前線へ。さらにサポートに上がってきた保田が右サイドに構える構図。
西アがグラウンダーで返したところをゴール前の奥田がスルー、ファイーサイドにいたフリーの保田の足もとにボールが転がり保田が思い切ったシュートを放つ。
文句なしの流れで1点を返し、さらに滋賀FCが勢いづく。

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その後も怒涛の攻撃を見せる。
前がかりに意識がいってしまいたまにカウンターを仕掛けられる場面が数度あったが、そこはGK松岡が神懸りセーブを連発しピンチを救う。
ディフェンスも谷口・上田がしっかり底を固め門岩が一気に前線で攻撃参加する。
すべてが「あと1点」を狙うためのサッカーになっていたが、しかし時間は無情に過ぎて行き、短いロスタイムも消化してしまう。

ホイッスルは吹かれ、1-2で滋賀FCの黒星。

あまりに素晴らしいサッカーではあったものの、あと1点がとれなかったことに泣き崩れる選手もいた。
トーナメントというノックダウン方式の、それも兆点まであと一歩というところでの悔しい敗北。
選手の思いは十分すぎるほど観客の胸を打った。

しかしこれほどまでにいいサッカーをしてくれた滋賀FCに、明るい未来があるのは間違いないとサポーターは笑顔で選手たちを迎えた。
頂点には立てないが3位決定戦という有終の美に近づける試合が残されている限り、まだまだ下を向くことはできない。
休みなしの2日連続2連戦だが、かならずいい結果がでると信じて、鶴見緑地をあとにした。
posted by Many at 23:59| 滋賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 滋賀FC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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