2008年06月29日

関西リーグ(D2)第11節 滋賀FC-エルマーノ大阪

※画像は未加工です。 後日加工版に差し替えます。

■関西リーグ(D2)第11節
 『滋賀FC 3-1 エルマーノ大阪』
  2008.6.29(日) 14:00開始 ビッグレイクAコート
  得点者:岩田・門岩・北口


4月末以来のビッグレイクでのリーグ戦。
対戦相手のエルマーノ大阪とは前期日程での対戦時は5-1で快勝しており、現在もリーグ最下位に位置するチームのため妙な取りこぼしは許されないプレッシャーの中、試合開始。
この日の滋賀県地方は朝からまとまった雨が降りしきり、時たまバケツをひっくり返したような大雨となる最悪のコンディション。
予定会場だったビッグレイクCコート(天延芝)は雨のため水が引かず試合を行える状態ではないため、急遽ビッグレイクAコート(人工芝)に変更された。

sfc080629-001.jpg
■目を開けられないほどの雨が降るシーンも

水はけがよく、動きやすいAコートでのゲーム。
滋賀FCはほぼいつものメンバー。橋爪の体調が思わしくないためこの試合はメンバーには入らず、
西崎・梅辻・保田・本間で中盤を組み立てる形をとる。
立ち上がりから目立った動きは見せず、まずはボールをしっかりキープすることに集中する滋賀FC。
果敢に相手の陣内に攻めあがろうということはしない。
変わりにエルマーノがスタートから勢いよく滋賀陣内へと攻め入ってくる。
滋賀FC、最終ライン谷口・門岩・上田が冷静に対処して最終ラインを起点にボールを押し上げるということの繰り返しで、時たま訪れるチャンスに岩田が飛び出す。
消してスピーディーではないものの、試合は滋賀FCがうまくコントロールしていた。

しかし前半27分(?)、最終ラインのパスミス(凡ミス)からエルマーノにボールが渡ってしまいGK松岡と1対1。
松岡もしっかりシュートコースを殺すもエルマーノFWがゴール左隅にしっかり押し込んでエルマーノが先制。
まさかのビハインドでゲームが動き出した。

その後も急激にシステム・戦術を変更させることはなく、落ち着いてボールをまわす滋賀FC。
奥村・西崎を使って一気にスピードアップして攻め上がるシーンが多少多くなったが、攻めに転じるというものには程遠い。
さらに滋賀FCムードに試合を寄せ付ける公算だったのだが・・・

この試合の主審のゲームコントロールが最悪の出来で、両チームにとって都合の悪いジャッジばかりをみせ、不容易に試合をとめてします。
少しからだが接触しただけで笛を吹き、たとえファウルを受けたほうがアドバンテージをとっている状況であっても一旦ゲームをとめFKにしてしまう。
アドバンテージを生かせずせっかくのチャンを逃すという場面が両チームに何度もふりかかる。
それどころか、まるでカードを見せびらかしたいかのように警告を頻発させる。
滋賀FCはもちろん、エルマーノの立場でみても「このプレーでカードを受けるのはかわいそう」というものが少なくとも3〜4度あった。
(この試合で出された警告は5枚以上)
ラインズが正確なジャッジをしてなんとか公正を保とうとしていたが、それでもこの主審の技術の低さは手を負えないレベル。
衛藤監督が自陣の指示エリア内から抗議すると、すかさず退席処分を告げる主審。
もはや、過度に教科書どおりのジャッジというものを通り超えて“ただ自分に都合の悪いものは排除する”という印象すら受けてしまう。
  憤りはなかなか癒えない。

話を戻して、
前半は滋賀FCが動転に追いつくべく試行錯誤するもいまひとつ攻め手に欠き、0-1でビハインドを背負ってハーフタイムを迎える。
ハーフタイム以降、退席処分となった衛藤監督に代わり松下総監督やヘッドコーチが指揮をとり、攻撃の建て直しを指導。
戦術を変えて後半に挑む。

後半、立ち上がりからサイド攻撃を活発にさせ、たてつづけに滋賀FCが攻め上がる。
滋賀FCの真骨頂ともいえる奥村のサイド突破を皮切りに、西崎の絶対にとられない奇跡のドリブル、前川の視野の広いボール供給など、特徴ある魅力的な攻撃を一気にしかける。
エルマーノは一気に受け身に転じ防戦一方。
後半開始から10分間に次々攻め立てる滋賀FCに対し、ファウルでしかとめることが出来なくなる。
主審がなんでもかんでもファウルを取るということを考えると妥当な形だが、10分弱でCKやFKを10回以上繰り返す。

緩急つけた前川のプレースキックにヘディングの名手、本間・門岩が合わせる。
時には上田晋也までもがセットプレーに参加するほどのパワープレーを行うも、バーやポスト、それにエルマーノの全員守備に阻まれゴールを割ることは出来ない。
徐々に時間が経過し、点を取れないことにプレッシャーを感じ始めていた後半30分頃(時間不明)、
セットプレーでゴール前に供給されたボールをエルマーノGKがパンチング。
ペナルティエリア外に構えていた岩田の足元にうまく跳ね返され、そのボールを岩田がダイレクトに蹴りぬく。
ボールは勢いよくゴール前の集団をすり抜け、エルマーノゴールに突き刺さる。
なかなか取れなかった1点が取れたことでチームのムードは一気に持ちかかえした。

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■何度も繰り返されるセットプレー 門岩のヘッドはポストに嫌われる

そのすぐ後に流れから門岩が相手と交錯しながらも泥臭くゴールを決め短時間で一気に逆転を果たした。
こうなるとエルマーノは完全な受身になってしまい、独創的なサッカーはできなくなる。
滋賀FCは梅辻に代え好調の北口。本間に代えドリブルが魅力の土井を続けて投入。

すると動きのいい北口が滋賀FCの攻撃を牛耳るようになる。
ポジショニングがよく完璧な飛び出しを見せる北口は決定的なチャンスを作り出すのが上手い。
中盤を切り崩して攻めあがった西アから的確にフィードされたボールを足元でコントロールして瞬時に振りぬく。
完璧なパターンでとどめの1発を押し込み3-1.
試合を決定付けた。

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■スーパーサブとして役割をしっかりと果たす北口

終わってみれば3-1と辛くも勝ちきったという内容。
序盤のスロースピードが少し気になったものの、選手はコントロールの出来ていないゲームをうまく切り抜けたという感じ。
一定の評価はすべきものだった。
しかしこの勝利の代償は大きく、監督の退席処分や乱発されたイエローカード。
エルマーノの激しいタックルに痛める選手も数名おり、
後味が悪く思い返したくない試合になってしまった。

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試合後、監督・スタッフにより関西リーグ運営への抗議が延々と続けられたが、関西リーグスタッフの様子をみると改善される兆しは感じられなかった。

先週、関東リーグのすばらしい運営をみてきただけに、この歴然とした差に落胆せざるをえない。
滋賀FCをはじめ、関西リーグから上のカテゴリーを目指すクラブチームはもっとリーグに対しレベル向上のための要求をすべきだと感じた。


今節、滋賀FCと勝点同じのBSC HIRAが黒星を喫し滋賀FCとの勝点差が3に開いた。
滋賀FCはここにきて勝点ではじめて単独首位となることができた。
1部昇格はほぼ手中に抑えたが、優勝という目標達成にはまだまだ努力が必要なので、これからも集中力を切らさずに試合に臨んでほしい。




(追伸)
今日の大雨で滋賀FCサポートブログ「Riseのレイクサイド」を運営されているRiseさんのデジカメが操作不能になりました。
ご愁傷さまです。
…が、私のデジカメも雨のため液晶表示が不能となり故障しました。
ちなみに、このデジカメの一つ前のものも、滋賀FCの試合(雨)で壊れてしまいました。

sfc080629-006.jpg

雨の日の試合での写真撮影にはくれぐれもご注意ください。
posted by Many at 20:09| 滋賀 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 滋賀FC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エンブレム発表

関西リーグ第11節

『滋賀FC 3-1 エルマーノ大阪』
なんと言っていいか、
ひどい試合でした。
審判・マッチコミッサリーは何を考えてサッカー仕切ってるのか?
非常に腹立たしい一戦でした。



それはさておき、
まもなく 17時から滋賀FCオフィシャルサイトで滋賀FCエンブレムの発表があります。

滋賀FCオフィシャルサイトに注目してください!
posted by Many at 16:48| 滋賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Private | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【緊急】会場変更のお知らせ

本日の関西リーグ第11節

『滋賀FC-エルマーノ大阪』は、
ピッチコンディション悪化のため、

 ビッグレイクAコートに変更されました。

ご注意ください
posted by Many at 12:46| 滋賀 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 滋賀FC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月27日

帰還


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◆関西リーグ(2部) 第11節
 『滋賀FC - エルマーノ大阪』
  2008.6.29(日) 14:00開始 ビッグレイクCコート



次節、「エルマーノ大阪」戦のテーマは“帰還”!
(命名元「My Heart, My Soul, SHIGA FC」)
滋賀FCがじつに2ヶ月半ぶりにホームグランド、ビッグレイクに帰ってきます。
そして、この試合に勝つと実質的に滋賀FCの関西リーグ1部昇格が確定的になります。
(諸条件の関係で、リーグ優勝決定まで正式な昇格とはいえないようです=My Heart, My Soul, SHIGA FC参照)

そんなことはさておき、とにかく久々のビッグレイクでの試合。
またまた天候が思わしくないようですが、滋賀FCの力強いプレーを焼き付けるチャンスです。
ぜひとも皆さんビッグレイクに足を運んでください。

私事ですが、前回のビッグレイクでのHIRA戦は私の滋賀在住としての最後の試合でした。
あいにくHIRAに黒星を喫し、悔しい思いを最後に滋賀を飛び出た思い出があります。
その思い出を払拭するためにも、帰郷してビッグレイクで応援します。
私にとってもこの試合は“帰還”です。
久々の滋賀でのサポートですので、同窓会の雰囲気でも結構です。
ぜひともビッグレイクへお越しください。
(ちなみに、よほどのことがない限り、エルマーノ戦以降リーグ戦のこり4試合にはすべて帰郷する予定ですので、よろしくお願いします)

posted by Many at 01:19| 滋賀 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Private | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月25日

FC町田ゼルビアに学ぶ

Jリーグを目指す動きは全国各地で見られます。

活動内容や支援体制もクラブごとに大きく異なりますし、“チーム力”だけでは分からない、“クラブとしての力”の真髄を知ることが、「Jリーグ」への近道となります。

先日、関東リーグからJリーグを目指している「FC町田ゼルビア」のホームゲームを観戦してきました。
また試合後は、町田サポーターのミーティングを見学させていただき、意見交換もさせていただきました。
そこからとても多くのことを学びましたので、今回は町田に焦点をあて、他クラブ、強いては滋賀FCの課題を明確にできればと思い、この記事を書きます。



「FC町田ゼルビア」は1989年にクラブが創設され長年 東京都社会人リーグに所属、2003年頃から組織を大きく変化させ、Jリーグに向けた動きを活発にさせました。
そこから一気にチームのレベルは向上し、05年東京都社会人リーグ優勝06年関東リーグ2部優勝07年関東リーグ優勝と、あっという間に関東No.1の座に就きます。
昨年の地域決勝では予選リーグでバンディオンセ神戸(現加古川)と同じ組に入り、2勝(うちPK1勝)をあげるも決勝トーナメント進出を逃しています。
今年は、関東リーグ1部をここまで無敗で戦い、次節(後期日程第5節=6/29)に関東リーグ1部優勝(地域決勝進出)が決まる公算。地域決勝でもJFL昇格の可能性が高いクラブとして挙げられています。

そんなFC町田ゼルビアですが、特出すべきなのは戦力もさることながら、運営の努力と、サポーター組織の充実、市民の関心度、行政のバックアップなど、“クラブとしての優秀さ”です。

訪れた日は天候が悪くまとまった雨が降りしきる中での試合。
まず、目に入ったのがホームスタジアム「町田市立陸上競技場」の施設の豪華さ。
もちろんJリーグの開催基準には満たない器ですが、新しくきれいなメインスタンドは客席の80%程度が屋根で覆われ雨の日でも傘なしで観戦ができます。
バックスタンド・サイドスタンドはどこにでもあるような高さのない芝生ゾーンですが、ホームサイドに大きな電光掲示板を擁しており、地域リーグでもしっかり活用されています。
少なくとも、滋賀県ではこれほどの施設を有する競技場はありません。
スタジアムへのアクセス面では少し不利で駅から距離があります。 路線バスもあるのでしょうが、ほぼ車でなければ来場できない立地条件です。(分かりやすく言えば守山駅と佐川守山競技場ほどの距離があります)

スタジアム入り口付近には、多くのテントが建てられ、後援会受付やグッズ販売、それに露天が数点出店し、飲食面での不安もありません。地元商工会によるアルコールの販売もされており、イベントの規模ではJFLはおろかJ2をもしのぐものになっています。


■町田市立陸上競技場(通称「野津田陸上競技場」)

■地域リーグで露店が出るというのは想像を絶する

■グッズの数・種類も豊富(そして安い!)

スタジアム、メインスタンドのほとんどの部分(屋根で覆われたエリア)は、後援会的な組織「サポートクラブ会員」限定の入場エリアとなっており、一般の人間は基本的に入場できません。
これはチケット制の試合とはまた少し異なり、後援会に加入している人間のみは入れるというものであり、有料試合という形とは少し毛色が違います。
メインスタンドは500〜1000名程度を収容するサイズですが、サポートクラブエリアは満席で立ち見客も多くいます。
つまりこれは継続的に町田ゼルビアをサポートする人間が数多く居るということを示しています。
この日の入場者数は目測で700人程度。(公証1500人だとか) 地域リーグでこれだけの入場者数を記録するクラブチームは他にはないしょう。


■中央エリアはサポート会員のみ入場可とした運営の判断は評価できる

■活用されている電光掲示板と、熱い声援を送るゼルビアサポーター

サポーターは20〜30人程度が組織立った応援をしています。
もともとはJリーグで活動していた人間が集まりサポーター組織を形成したという生い立ちですが、今では広く町田市民が集まり、若い人間も参加するようになっています。
応援もJリーグなどの真似事というよりは比較的オリジナリティあふれるものに感じました。 チャント(応援のための歌や叫び)にしっかりと歌詞がつけられたものが多かったのが印象的です。
コールリーダーは若い方ですが、サポーターの様子を汲み取ることが上手く、他のサポーターもコールリーダーへの信頼感が強いようで独りよがりの応援にはならず、まとまった声が出ています。
ただ人数の割にはすこし声量が弱いように感じました。(まとまった雨が降っていたのでなかなか声も出しにくかったのでしょう…)
各試合にサポーター製作のフリーペーパーを作成しており、ホームゲームではメインスタンド、応援席にて来場者に配布されています。
内容も充実しており、滋賀FCのサポーターがたまに作っているマッチデープログラムとは比べ物になりません。さらに、このフリーペーパー、カラー刷りです。
サポーターの組織立った努力が随所に見られるホームゲームとなりました。


■サポーター自主制作のフリーペーパー(マッチデープログラム) カラー刷りで内容充実

■選手とのコミュニケーションもとれている

ゼルビアがクラブ運営を円滑に行える重要な要素として計れるのがスポンサーの数です。
客席入り口に掲載されたボードには数多くの賛助企業名が書かれており、中には大企業の名前も少なからずあります。 Jリーグの多くのクラブがやっているような階級に分かれたスポンサーがあり、調和のとれた協賛活動が行えているようです。
また、ピッチに目を向けると、ピッチ沿いにずらっとスポンサー看板が設置されています。
Jリーグ顔負けの看板量で、最近観戦した、佐川SHIGA FC、MIOびわこ、アルテ高崎のJFL3クラブのホームスタジアムの看板量をはるかに超えています。地域リーグでこれだけのスポンサーを集めているのは驚異的です。
 ほかにも、スタジアム入り口で、町田のケーブルテレビ局(J:COM)が広報活動を行っていました。
「J:COM」もゼルビアのスポンサーになっており、頻繁にゼルビア広報番組を制作・放送しています。
メディア面でのサポート・アピールもしっかり行われているようです。


■もはや地域リーグではない規模のスポンサー

■ケーブルTV局「J:COM」の支援体制も十分

■ピッチを囲むスポンサー看板の多さに驚く

ざっと見たことを列挙しましたが、まだまだ細かいアピールポイントが多々ありました。
スタジアムDJの有効活用や、この日は雨のため中止になりましたが、試合後にピッチ上でボールに触れ合うことができるイベント開催など、地域リーグクラスだからこそできるイベントを行うことで市民に対してより身近な存在となるようアプローチしています。





これらのことを関西リーグ、あるいは滋賀FCを取り巻く環境と比較した時、その格差がはっきり見えてきます。
Jリーグを目指すクラブにとって必要な三大要素として「民間(市民)」「財界」「行政」のサポートが挙げられます。

・「行政」については、スタジアムや練習場などの確保と整備。 また交通インフラなどの施設面での支援がよく取り沙汰されます。
町田の場合はJFLレベルならば十分な施設です。また拡張や改修の余地も十分可能な立地条件ですので、今後についても大規模な税金投入も必要ないでしょう。(町田陸上競技場をホームスタジアムとする場合)
また、会場で目を引いたもののひとつに、あちらこちらに掲揚された「ゼルビアと町田市のコラボレーションタペストリー」があります。
ゼルビアは2011年にJリーグ昇格を目指すという「ゼルビア2011宣言」をしています。
あわせて、町田市は今年市制50周年記念ということで、この二つを融合させたタペストリーをつくり、町田市総出での盛り上げを図っています。
この動きは、施設だけ・お金だけという形式上の支援しかしないところが多いサッカークラブと行政の関わりにあって、町田市は心の繋がりにもしっかり関心を向けているということを感じさせます。「行政のバックアップ」とはこういうことを指すのだと改めて考えさせられました。


■行政の理解、そして行政との連携がうまくいっていることの証がこのタペストリーに現れている

・「財界」の支援は文字通り金銭面でのサポートです。
先に紹介したとおり町田ゼルビアには200社以上のスポンサー・法人後援会員が存在します。 これらの法人会員の支援は総額で1000万円を超え、JFL規模になっています。
また企業も資金協力だけでなく、選手の雇用確保の役割も持っています。


■数百社にものぼるスポンサー・法人サポート会員

・「市民」レベルでのサポート(注目度)も、スタジアムの入場者からその多さが容易に想像できます。
雨の試合でここまでの観客が集まるところを見るとサポート会員数は1000名を超えているでしょう。
サッカー人気の高い関東においても東京ヴェルディ・FC東京のホームタウンと文化圏が重なる場所でここまでゼルビアへの関心が寄せられ、支援活動が起きているのは奇跡的です。
・「サポーター」についても、「ただクラブがあるから応援する」というような安易な意識での活動はしていません。
まだまだ組織として完成されていない状況で、応援の質だけでなく、メインスタンドに集まる市民・町田市へのアプローチ、クラブとの頻繁な折衝など積極的な働きかけを行っています。
徐々にではありますが、若い人間も新たに応援に加わっており、正当な応援理念から逸脱しないようにサポーター個人個人が自制心と積極的な発言提案を行っており、かなり風通しのよい組織になっているように感じました。

サポーター団体に存する方とお話をさせていただいた中で、最も印象に残っている言葉は、
 『5年後、10年後のゼルビアがどうあるべきかを常に意識して活動している
というものです。
 ゼルビアは「Jリーグを目指す」と宣言してからここまでほぼ順調に成長を遂げてきました。 
順調すぎるがゆえに、立ち止まってしまうことが最大の恐怖に感じるというサポーターもいました。
また、ひたすら成長するがゆえに暴走してしまったり、周囲が成長についていけずクラブと市民、行政などの間に“ゆがみ”が出ることを危惧しています。
たとえば、この試合で初めてアルコールの販売を行ったとのことですが、そのことについても「車での来場が圧倒的」な現状で酒類の販売が飲酒運転に繋がらないか、どう予防線を張るか、万が一の場合の責任の所在などを事前にサポーター、クラブで話し合ったということです。
サポーターはチームが勝つということだけでなく、FC町田ゼルビアが町田市、町田市民と共存共栄して成長していけることを常に考えています。
またクラブ自信も、そのことを忘れることなく、積極的な活動を続けています。

昨年、松本山雅のホームゲームを観戦したときにもクラブの積極性を感じましたが、町田はさらに向上心を持った活動をされているなと感心させられっぱなしでした。


■試合後のサポーターミーティング 積極的な意見交換がされ危機感を持って活動されている


滋賀FC属する関西リーグに目を向けると、関東リーグのようなリーグ運営はまったく出来ていません。
関西リーグにも「バンディオンセ加古川」や「グラスポKashiwara」「ディアブロッソ高田FC」「滋賀FC」などJリーグを目指しているクラブは多々ありますが、町田のような活動ができているクラブは一つもないでしょう。
逆に言えば、関西リーグの受け入れ態勢の貧弱さにかまけて、自らの行動不足を正当化させているようにも思えてしまいます。
チーム力を除けば、ゼルビアと比較して「JFL昇格」を語ることはできません。 それほどの格差があります。

滋賀FCに置き換えて発言させてらえるなら、
 クラブはもちろん、サポーターまでもが「5年後、10年後」を見据えているゼルビアにまずは追いつくことが最低限の義務です。
真似事でクラブ運営が出来るわけではありませんが、姿勢は見習わなければなりません。
もちろんサポーターもです。
滋賀FCサポーターは幸運なことに地域リーグ2部にしては人数では最低限の水準をクリアしていますし、経験値やインターネットなどを通じての広報は出来ているほうかもしれません。
でも、5年後、10年後を語ることが出来るかといえば正直なところ「NO」でしょう。
自分自身の今までの活動を大いに反省し、向上心を持たなければ5年後どころか、2〜3年後もないでしょう。

もう「手探り」などと言っている状況ではないのだと、深く考えさせられました。
今後の滋賀FCサポートの質、運動量、広報の方法など、サポーターの立場でアプローチできることはさらに努力してよくしていかなければならないし、猶予はないのだと。
5年後、10年後の滋賀FCを頭で描けるような活動をしていかなければならない。



今後もFC町田ゼルビアの動きには注目させていただきます。
あわせて滋賀FCに反映できること、そしてそこから滋賀FCオリジナルの何かができればと思います。
今回の観戦はとても意味深いものになりました。
ずぶ濡れで寒い中、いろいろとお話をきかせていただいたゼルビアサポーターの皆様には心から感謝します。

ゼルビアは地域リーグに居てはいけないクラブです。 一刻も早くJFL、そしてJリーグへと活躍の舞台を移すことを切に祈ります。
地域決勝にむけてがんばってください。
posted by Many at 21:32| 滋賀 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | サッカー全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月22日

滋賀決戦

本日14時より、琵琶湖成蹊大学フィールドにて

 『BSC HIRA vs 滋賀FC』

雨のようですが、よろしくお願いします。


自分はいけませんが・・・


sfc080622-01.png
posted by Many at 09:29| 滋賀 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 滋賀FC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月15日

滋賀FC-FCグラスポKashiwara

■関西リーグ(D2) 第9節
 『滋賀FC 4-1 FCグラスポKashiwara』
 2008.6.14 14:00K.O. 大阪:万博記念公園球技場
 得点者:本間・梅辻・岩田2


総当りの関西リーグも2巡目に入り、Jリーグを目指すグラスポとの2度目の対戦を迎えた。
2順目ともなると相手も滋賀FCを研究してくるので、しっかりと戦術を練って戦わなければならなくなる。
ここまで4敗のグラスポ。4杯はいずれも滋賀県勢ということで滋賀のクラブに対する警戒心はさらに増している。

この試合、キャプテンの上田晋也が累積警告で出場停止。
DFラインの布陣は上田の代わりをあえてあてずに、3バックで望む。
前回の対戦で中盤のそこから一気に攻め上がりチャンスをつくっていたグラスポを封じるべく、橋爪・本間・保田に梅辻をバランスよく配置に中盤を厚く強固にして相手の攻撃の芽をつむ戦術と見て取れる。
対するグラスポは滋賀FCの攻撃の核、岩田を封じるべく、常に岩田に2人がつくという守備重視な戦術でキックオフを迎えた。l

序盤は不安定なサッカーをするのが滋賀FCのウィークポイントだが、この試合はグラスポがリスクを犯すことなく受身のサッカーを展開してきたことで、滋賀FCの自由度が増し驚異的な支配率で試合を運ぶ。
中盤の要因を増やし、さらにグラスポが過度に引きすぎていることから数的にも優位になり、橋爪が緩急つけた攻め上がりで幾度もチャンスを作る。
また保田の足元でのボールさばきも冴え、保田・橋爪が両サイドを思い通りに動き回った。
この二人がサイドを掌握することで、中央の本間・梅辻もポジショニングがとりやすくなり、センタリングに合わす形がうまくとれた。
岩田は前線に張り付き中盤からのピンポイントでのパスに合わせる。
グラスポの守備もうまく振りほどきゴール前フリーになる場面もあったが、相手の寄せも早いため落ち着いたシュートができず、ポストをわずかにかすめるシュートが何度も繰り返された。
ゴールこそ決まらないが、流れは完全に滋賀FCのものとなっていた。

前半16分、橋爪・岩田の連携ですばやく攻めあがり、橋爪のセンタリングを本間が頭であわせて先制。
グラスポの選手2人と重なる狭いゾーンだったが確実に当てる本間の技術力の高さを見ることができた。(本間選手も珍しくガッツポーズを見せた)
1ゴールでも試合の流れは大きく変わることなく、依然引き締まったゲームが続く。
ラインを抜け出した梅辻の切り替えしのボレーシュートが惜しくもバーをたたくなど、数ゴールはあってもおかしくない展開にいい意味で試合はヒートアップした。
35分には橋爪→岩田とすばらしいパス回しからゴール前に待つ梅辻にボールが渡り、グラスポGKと1対1になったところで冷静に押し込み2点差。
前半に2点リードを得たことは非常におおきい。

後半、滋賀FCは選手・戦術とも変えずに前半どおりのサッカーをする。
これに対し、グラスポは中盤から前の動きに速さを意識し、滋賀FCをかく乱する攻撃的サッカーをみせるようになる。
前半は明らかに抑え気味で受身のサッカーだったことを考えるとこれがグラスポの本来の強さだと思う。
特にキャプテンの14番楠田選手がキープ力・突破力・シュートの正確性などで光っていた。
何度か決定的なシーンをつくるものの、滋賀FCGK、松岡が好セーブや、グラスポのシュート精度の悪さに助けられ無失点で切り抜ける。
後半開始から20分までは完全にグラスポに支配された時間だった。
ようやく自分たちのペースを取り戻しつつあった滋賀FCだが、後半23分にカウンター気味に攻めてきたグラスポをペナルティエリア付近で倒しフリーキックのチャンスを与えてしまう。
このFKをきれいにゴール左隅に決められグラスポが1点を返す。(このフリーキックは敵ながら芸術的で美しかった)

■FKのチャンスをしっかり決めるグラスポの技術力の高さが目立った
 (リードとリズムとってたので、この1枚しか写真とれませんでした。 よりによって失点シーンとは・・・)

一気に緊張感の増した滋賀FCだが、これでさらに気持ちは引き締まり自分たちのリズムを作り直す。
後半の滋賀FCで特徴的だったのは岩田が前半とは打って変わってサイドに開きボールを持って梅辻・本間を走らせるという形をとったこと。
岩田・本間・梅辻が柔軟に動き回ることでグラスポの守備は崩れた。
シュートは多く打つもののなかなか1点が入らない状況で後半の42分、グラスポのマークが完全にずれた場面を逃すことなく岩田がGKと1対1。
このようなシーンはこれまでも何度か見られ、GKの好セーブやシュートミスなどでなかなかゴールが決まらなかった岩田だがここは冷静に決めて3-1。
試合をほぼ決定づけた。
グラスポも食い下がらずに攻めの姿勢を見せるが、その裏をついてまたも滋賀FCが一気に攻めあがる。
先ほどのゴールから2分後、再び岩田が抜け出しダメ押しの2ゴール目。 4-1で勝利に花をそえた。


リーグ戦が2巡目となり、ある程度チームの実力がわかってきた状況で、競合グラスポに、この試合内容で勝てたことの意味はとても大きい。
時節は、前期日程で敗戦しているHIRA。最高の形での関西リーグ1部昇格を果たしたい滋賀FCにとっては、HIRAには絶対に勝たなくてはならないため、グラスポ戦での勝利を足がかりに波に乗りたいところ。
また、HIRA戦にはキャプテン上田も復帰し、ほかに累積警告選手もいないことから万全の状態で臨めるはず。
HIRAに勝利すれば1部昇格が見えてくるので、この一週間、しっかりと調整をしてほしい。



ちなみに、余談ではありますが、この勝利で滋賀FCは勝点を24に伸ばした。
これで下位のエルマーノ大阪・履正社との勝点差が21ないし24(9節の結果がわからないため)になり、滋賀FCが県リーグに降格するという可能性はゼロになった。
もちろん1部昇格が至上命題というチーム状況だが、マイナス要素をひとつずつ消していくことで前進ができるので、こういうったことも念頭においてさらにレベルアップしてほしい。



ちなみに(その2)・・・
大事な大事な次節のHIRA戦ですが、かえって来れそうにありませんので欠席しますm(_ _)m
 
posted by Many at 16:10| 滋賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 滋賀FC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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